厚木市立相川中学校に通う細野陽大さん(3年)が、米国イリノイ州で7月16日から始まるMCYSA全米選手権に日本代表チームの一員として出場する。走攻守を兼ね備えた内野手として、細野さんは「環境が違う中で普段通りの実力を発揮したい」と大舞台での活躍を誓っている。
同選手権は、米国やプエルトリコ、カナダなどのチームが出場。技術向上や国際交流を目的に開かれており、20年以上の歴史がある。日本代表は全国から集められた中学生約30人の候補で4月下旬にセレクションを行い、日本リトルシニア中学硬式野球協会が18人を選出した。
細野さんは、小学1年生の時に地元チームの厚木ニューウェーブで野球を始めた。「高いレベルで全国大会をめざしたい」と、2年前に海老名市の中学生硬式野球チーム「海老名リトルシニア」(飯塚良二監督)に入団。チームでは打線の中軸を担い、守備では軽快なフットワークと打球への鋭い反応を生かしてショートとセカンドのポジションをこなしている。
飯塚監督は「国際大会の経験を今後に生かして欲しい」と、教え子の成長を願う。細野さんは「高校では甲子園出場、そして技術レベルの高い選手が集まる大学野球へ進みたい」とビジョンは明確。将来の活躍に向けた試金石となる国際大会でも、持ち前の野球センスでチームをけん引するつもりだ。
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