今年で78回目を迎える厚木市最大の観光イベント「あつぎ鮎まつり」が8月3日(土)と4日(日)に本厚木駅周辺で開かれる。大花火大会や子ども鮎つかみどりなどの恒例イベントが予定される一方、来場者やスタッフの熱中症が懸念されることから、今年は「クーリングタイム」や「クーリングスポット」など、新たに6つの暑熱対策を講じる。
市消防本部によると、2023年の鮎まつりでは、熱中症に伴う救急搬送数は15件あった。コロナ禍前の18年は25件、19年は17件だった。
来場者やスタッフに配慮するため、市では今年4月から暑熱対策の準備を進めていた。従来のミストシャワー設置に加え、今年から「クーリングタイム」「クーリングタイム・イベント」「クーリングスポット」「暑さ指数の観測」などの対策を追加。ほかにも目玉イベントである大花火大会の打ち上げ時間を、例年の90分間から60分間に短縮することが決まった。
市商業観光課の熊坂修課長は「熱中症予防のため、イベント中にも積極的に注意喚起を行っていきたい」と話す。
「市民優先席」も
3日は午後1時からの開会式後、中央通りから厚木なかちょう大通りにかけてオープニングパレードが行われる。大花火大会では、新たに「市民優先有料観覧席」を設けた。第1(三川合流点)・第2(旭町スポーツ広場)会場には、大型ビジョンカーを設置し、ライブ感のある演出が行われる。
4日は午前9時15分から相模川河川敷で「子ども鮎つかみどり」を実施。午後4時から厚木なかちょう大通りで「民踊総おどり」も行われる。
両日の午前10時から厚木中央公園で「Atsugi Dance Legend」も開催される。
あつぎ鮎まつり実行員会の担当者は「厚木市最大のイベントなので、暑さ対策をしながら楽しんでいただきたい」と、来場を呼びかけている。
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