厚木市が2027年度中の供用開始を目指して整備を進めている複合施設について、施行を担う共同企業体が7月26日に起工式を開催した。山口貴裕市長や施設に入居を予定する国県の関係者、市職員のほか、国・県・市議会議員らが来賓として招かれ、くわ入れの儀式で工事の安全な進行を祈願した。
起工式は工事を請け負う清水・小島・山王建設共同企業体が主催し、約70人が参加した。
くわ入れの儀式には、共同企業体を構成する清水建設の井上和幸社長をはじめ、山口市長、遠藤浩一市議会議長、神奈川県の平田良徳副知事のほか、厚生労働省神奈川労働局の笹川康成総務部長らが出席。「えいっ、えいっ、えいっ」の掛け声とともに、砂山に3度くわを入れた。
山口市長は「多くの市民が心を寄せ、愛情を注いでいただける施設になれば。この複合施設を拠点として、厚木の未来を切り開いていきたい」とあいさつ。工事中は近隣に対する安全対策を求め、「地域の皆さんにもご理解をいただきながら、安心安全に工事を進めていただけたら」と述べた。
清水建設の井上社長は「地域にとって大変意義のある建物の建設に携わることができ大変光栄。工事中は地域の皆さまにご迷惑をおかけしないよう細心の注意を払い、最適な品質の建物を無事故無災害でお引渡しできるよう、共同企業体の総力を挙げて取り組んでいく」と力を込めた。
複合施設は、厚木バスセンターの東側に整備され、市庁舎や図書館、(仮称)未来館、消防本部、国県の行政機関などを一体的に整備する計画。今年9月から本体工事に着工し、27年度中の供用開始を目指している。
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