第45回全日本クラブ女子ソフトボール選手権大会が、7月20日から22日にかけて岩手県一関市で開催され、厚木市の「厚木SC」(荒尾芳夫代表)が準優勝を果たした。
各都道府県の予選を勝ち抜いた全国のクラブチームが9カ所の地区大会に進み、勝ち上がった24チームがトーナメント方式で激突。厚木SCは昨年準々決勝で敗退し、雪辱を期して臨む大会となった。
2回戦から出場した厚木SCは佐伯中央病院SC(大分県代表)と対戦。3回に8番の柚原菜々穂選手がソロホームランを放ち、守っては古屋英恵投手が0封し、1対0で投手戦をものにした。
準々決勝の大阪ホークスドリーム(大阪府代表)戦は、一転して打線が爆発し7得点。先発の古本緋里投手も5回まで無失点の好投でコールド勝ちを果たした。
準決勝はCitrine Ichinomiya(愛知県代表)と対戦。初回に2アウト2・3塁のチャンスを作ると、5番江口奈那選手と6番鈴木満梨佳選手の連続タイムリーで一挙3得点。3回にも2点を追加し、投げては古屋投手の好投で5対0の完封勝ちを収めた。
決勝の相手は、昨年まで2連覇を果たしている鹿児島県代表のMORI ALL WAVE KANOYA。先発のマウンドに上がった古屋投手が先頭打者を死球で歩かせると、その後も打者一巡の猛攻にあい初回に5失点。打線も相手投手に抑え込まれ、0対7で敗れた。
厚木SCは今回で4度目の準優勝となり、優勝と準優勝チームに与えらえれる来年の同大会への出場権を得た。荒尾代表は「優勝はできなかったものの、日本代表選手も出場しているこの大会で準優勝は素晴らしい結果。来年は厚木に優勝旗を持ち帰りたい」と、悲願の優勝に向けて手応えを感じた様子だった。
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