神崎さん、ありがとう
あゆチャンネルの看板キャスター・神崎順子さんが急逝されました。
亡くなる二週間前の扉座公演に、いつもと変わらず沢山の差し入れを抱えて笑顔で応援に駆けつけて下さっていたので、未だに受け止めきれません。
かけがえのない仲間であると同時に、町にとって大事な方でした。
20年近く前、文化財団の理事会でお会いして以来、子供の演劇塾「あつぎ舞台アカデミー」の運営や「映画館のない町の映画祭」の開催、近年は「あつぎミュージックフェスティバル」の副実行委員長として文化・芸術活動創生に力を尽くして下さっていました。厚木の顔として、時には黒衣役に徹し、この方なくしてはどれも成し得なかったと言って過言ではありません。しかもほぼ手弁当で、持ち出しのことさえありました。それでも愚痴一つこぼされず、常に明るくポジティブに取り組んで下さいました。
常々私は、歴史や文化が根付いているのが美点である反面、保守的なオッサン文化が払拭できないところがこの町の弱点であると感じていました。しかし神崎さんと出会って印象は変わり、厚木の女性パワーに豊かな潜在力が秘められていると思うようになりました。
市民レポーターへの応募から始められて、一流の司会者となられた挑戦心。損得抜きで人と町の為に働く気持ち。その志を受け継ぐ方に現れて欲しい。神崎さんもそう夢見ているに違いありません。
厚木をもっとステキな町に......
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11月8日