8月9日夜に県西部を震源とした地震があり、厚木市でも最大震度5弱を観測した。地震の影響で小田急小田原線では10日未明まで一部区間の運転を見合わせ。小田急線本厚木駅前では帰宅困難者が発生し、タクシー乗り場では100m近い長蛇の列ができた。
沿線の自治体では、帰宅困難者のために一時滞在所を開設。厚木市でも地震発生後に災害対策本部を設置し、午後11時30分には中町のアミューあつぎ内にある市民交流プラザを避難所として開放し、市職員もその対応に追われた。
避難所では帰宅困難者のために毛布と飲料水を配布。10日午前1時過ぎには利用者も240人を超えた。秦野市から来た20代の男性は「何とか戻れないか」とスマホで路線状況を確認。伊勢原市に戻るため海老名駅から歩いてきたという夫婦は「あと2駅は厳しい。電車が普及したら帰ります」と話した。
市危機管理課によると、市内では今回の地震による大きな被害は無かったとのこと。「災害はいつ起こるか分からないもの。最低3日分の備蓄を心がけてほしい」と話した。
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