石灯籠の玉(写真手前)が地面に落ちた(=8月16日撮影)
神奈川県西部を震源地とする地震が8月9日にあった。震度5弱を観測した清川村では、大きな被害はなかったものの、建物の壁にひびが入り、墓石が倒壊した。
神奈川県指定天然記念物に指定される社叢(しゃそう)林を有する八幡神社(煤ヶ谷)では、参道の両脇に置かれた一対の石灯籠の先端、玉と呼ばれる部分が外れ地面に落ちたほか、狛犬の台座に隙間が生じた。
村の防災を担当する山田晴久課長は「現在、村の損害は調査中。8月25日に行われる清川村防災訓練にも、この経験は生かしたい」と話す。