地域の交通安全活動に取り組む神奈川県交通安全協会は9月4日、厚木市立清水小学校へキーホルダー型の反射材900点を寄贈した。寄贈式には同協会と厚木警察署管内交通安全協会の職員ら5人が出席した。
同校の全児童・全職員に向けて用意された「高視認緑光反射材」は、夜間に着用すると57m離れた車のライトなどに反射するもので、交通事故防止の一助となる。四つ葉のクローバーの形が特徴で、ランドセルやバッグに付けることができる。
笠昇校長は「機能性やデザインも良く、児童たちも喜んでいる。安心・安全への意識も上がるので、大変ありがたい」と感謝を述べた。
寄贈を行った神奈川交安協の青山利史事務局長は「交通事故の防止につながってほしい」と話していた。
自転車運転指導も
厚木署管内交安協では毎年、清水小学校の5〜6年生を対象に自転車の運転指導を行っている。
同協会に所属する交通指導員が同校へ出向き、運転技術や座学を通して安全運転を伝えている。
指導を受けた児童たちは、今年6月に開かれた「第52回交通安全こども自転車神奈川県大会」に出場し、準優勝を果たしている。
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