JAあつぎ依知支所で8月24日、地域の親子を招いた「親子ふれあい収穫祭」が行われ、地区内の果樹園で梨狩りを楽しんだ。
同JAでは各支所が地区の特色を生かし、地域住民と組合員と一体となった協働事業を展開。今回のイベントは「地域農業の紹介」をテーマに、地元生産者と触れ合い、収穫体験を通じて食と農や地産地消について学んでもらおうと企画した。
当日は親子16組32人が参加。鈴木果樹園(厚木市関口)を訪問し、かながわブランドにも登録される「あつぎの梨」について学び、収穫方法を教わりながら梨狩りに挑戦した。参加した浅井仁美さん・結希さん親子は「こんなに立派な梨が、自分が住んでいる地域で作られているのを初めて知った。丹精込めて育てられた梨を家族でおいしくいただきたい」と話した。また当日はJAの子ども雑誌「ちゃぐりん」を使った工作やクイズも行われ、交流を深めた。
イベントの主体となる依知地区運営委員会の岩崎和徳委員長は「地域農業に触れながら、親子で楽しい思い出ができたと好評の声が上がった。今後も、食と農の大切さを伝え、地産地消の推進につなげたい」と話す。
同JA管内では昨年度、農業体験や地場農畜産物の調理など、13回の交流イベントを実施。同JAでは「今後も地域農業の理解促進を目指し、地域コミュニティーの輪を広げたい」と話した。
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