修験道などの荒行の一つ「火渡り」が9月15日、厚木市の七沢観音寺(林慈照住職)で開かれた。毎年、七沢の地を鎮め、無病息災などを願うために実施。火渡りには疫病などをはらう意味もあり、希望者も体験することができる。今年は、過去最多となる75人が参加した。
地域住民との交流を深めるため「七沢の火祭り」と称し、こども縁日やステージイベントも企画。境内が多くの人で埋め尽くされ、祭りの最後は餅撒きで締めくくられた。
林住職は「地域の方が寺と触れ合う機会を増やしたいと考えている。これまで様々な取り組みを図っていることが、少しづつ形になってきた。足を運んで下さった方々に感謝したい」と話した。
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