厚木市戸室の特別養護老人ホームきみどり(山崎則子施設長/社会福祉法人みどり会)で9月16日、入居者や職員らが音楽や演劇などを披露するイベント「きみどりの日」が開かれた。
同ホームでは、敬老の日がある毎年9月の特定日を「きみどりの日」と位置づけ、「自分たちで祝い合い、幸せを確かめ合う日」として昨年から実施している。
イベントは職員による合唱と音楽演奏で幕を開けた。感謝をテーマにした「感謝とお手紙の時間」では、職員から入居者一人一人に向けて日頃の感謝や思い出が綴られた手紙が読み上げられ、涙ぐむ職員や入居者の姿も見られた。
目玉イベントとなった演劇「愛染かつら」は、同ホームを定年退職した職員らで構成された「きみどり劇団」が演じた。病院を舞台にしたもので、出演者は白衣に身を包み熱演。笑いを誘う場面や入居者を交えて歌を披露するなど、会場は盛り上がりを見せた。
山崎施設長は「『主役は私たち』の祝い合う日になった」と、イベントの成功を喜んだ。
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