▽認知症の当事者やその家族を支援するために、市内の各地域包括支援センターに配置されている厚木市認知症地域支援推進委員。その一員として相川・南毛利南地域包括支援センターを拠点に、当事者やその家族に寄り添い、医療機関や介護サービス提供機関との連携や調整業務を行う。やりがいをたずねると「困り顔だった方が笑顔になってくれる瞬間がとてもうれしい。自分も元気をいただける」と笑顔で答えてくれた。
▽厚木市で生まれ育った。高校の時に祖父が認知症になり「祖父のために自分に何かできないか」という思いから専門学校で福祉を学び、卒業後は高齢者施設に勤めた。現場経験を積みながらも「より深く学びたい」と、21歳の時に大学に編入し社会福祉士を取得した経歴を持つ。
▽認知症サポーター養成講座に参加し、現在は認知症カフェの運営にも携わる。講座の講師を務めることもあり「厚木市にはステップアップ講座もある。認知症について正しく理解し、温かく見守るだけでも立派なサポーター活動なので多くの方に知っていただきたい」と、普及に向けて呼びかけている。
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