有限会社落合工務店(厚木市上荻野/落合力也代表)で9月12日、市立荻野中学校の2年生4人が参加する職場体験が行われた。
この職場体験は同中学で毎年行われているもので、落合工務店ではコロナ禍以来の受け入れ。朝から同工務店を訪れた生徒たちは、ノコギリやカンナ、ノミなどの使い方を教わりながら小屋づくりに挑戦。昼頃には山口貴裕市長も見学に訪れ、生徒たちは落合代表が用意した自分の名前が入った名刺を手に、市長と名刺交換も体験した。
参加した天利颯太さんは「こんな大きくて立体的なものづくりは初めて。木を切るなど、想像していたより面白かった」と笑顔で話した。
落合工務店は上荻野で40年以上続く地元企業。3代目となる落合代表も荻野中学校の卒業生だ。「建設業の将来のためにも、若い世代に興味を持ってもらいたかった。今日の経験が、様々な形で子ども達の未来に繋がれば」と話した。
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