神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

厚木市 石巻から少年野球チーム 震災期に交流、5年ぶりに

スポーツ

公開:2024年9月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
試合を終えたレッドベンチャーズと厚木スターズの選手たち(16日撮影)
試合を終えたレッドベンチャーズと厚木スターズの選手たち(16日撮影)

 宮城県石巻市の少年野球チーム「石巻小学校レッドベンチャーズスポーツ少年団」の選手と関係者らが、9月14日から16日まで厚木市に滞在し、厚木市の子どもたちと親善試合を行った。両市の少年野球交流事業として始まったもので、コロナ禍での休止を経て5年ぶりに実施。子どもたちは「甲子園で逢おう」を合言葉に熱い交流を行った。

 この事業は、厚木市少年野球協会が東日本大震災の被災地にバットやグローブなどを寄贈したことが縁となり始まった。厚木市では、震災翌年の2012年から宮城県多賀城市、17年からは石巻市の少年野球チームを招いている。

 石巻小学校レッドベンチャーズスポーツ少年団は、6月に宮城県で行われた「第63回石日旗争奪少年野球大会」で参加20チームのトーナメント戦を制し、厚木市に招待された。選手とコーチ、保護者らは14日に厚木市に到着。市役所で同協会関係者や山口貴裕市長、佐後佳親教育長らの歓迎を受け、15日と16日に市内で行われる親善試合に向けて意気込んだ。

 山口市長は「この事業が始まった際の合言葉は『甲子園で逢おう』。中学高校でも野球を続けてもらい、厚木の子どもと再会した際は言葉を掛け合い、素晴らしい絆を深めてもらえたら」とあいさつ。市長から練習球が贈られると、子どもたちからは歓声が上がった。

試合後は肩組み記念撮影

 15日は玉川野球場で妻田ブルーフォックス、県央少年野球クラブの2チームと対戦し、1敗1分。16日に神奈川工科大学内のKAITスタジアムで行われた厚木スターズとの試合では、3対5で敗戦を喫し、結果は2敗1分となった。悔しい結果となるも、16日の試合後には両チームの選手が称え合い、肩を組んで記念撮影を行った。

 レッドベンチャーズの主将を務める小川にこさん(6年)は「親善試合では、リードしていた試合でサヨナラ負けをしたのが悔しかった」とするも、「多くの選手たちと交流ができて、チームのみんなも楽しめていた」と、笑顔で話した。

湘南ユナイテッドBC

みんなで地元バスケチームを応援しよう!

https://shonan-united.tstar.jp/

社会福祉法人すぎな会

グループホーム世話人を募集中♪

https://www.sugina.or.jp/

<PR>

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

7年越し、全長126m

依知南地区

7年越し、全長126m

壁画制作で景観守る

11月22日

3年ぶり全国へ

厚木王子高弓道部

3年ぶり全国へ

女子団体、個人の2部門で

11月22日

インフル流行期に

神奈川県

インフル流行期に

県央地域の報告数増

11月15日

認知症者の希望かなえる

厚木市

認知症者の希望かなえる

「ヘルプカード」配布開始

11月15日

横浜DeNAが3位指名

加藤響選手

横浜DeNAが3位指名

厚木出身、元ベイジュニア

11月8日

段ボール製造技術に栄誉

田中紙業

段ボール製造技術に栄誉

梱包コンテストで受賞

11月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月1日0:00更新

  • 9月20日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook