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「介護」を仕事の選択肢に 厚木市「福祉のしごとフェア」参加事業所に聞く

社会

公開:2024年9月27日

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話を聞いた岡島さん
話を聞いた岡島さん

 厚木市内の高齢者介護、障がい児者支援施設による合同説明会「福祉のしごとフェア」(厚木市介護・障がい児者福祉指定事業所説明会実行委員会主催)が、9月28日(土)に厚木市保健福祉センターで開かれる。「『やさしさ』が力になるしごと」をキャッチコピーに、22法人が各施設の特徴や仕事内容を来場者にアピールする。

 慢性的な人手不足が課題となっている介護関連業界。福祉のしごとフェアに参加する訪問介護事業所「ふたばらいふ」でヘルパーとして働く管理者の岡島春奈さんに、働きがいや求める人材像について聞いた。

相手のペースで接する

 利用者宅を訪問し、身体介助や掃除、食事の用意など身の回りの生活援助を行う訪問介護の仕事。岡島さんは「自立支援が目的なので、本人の意欲を尊重し、決して『やりすぎない』ことを心がけています。自宅に入ることになるので、初めのうちは利用者さまも緊張されるはず。相手のペースに合わせながら、気持ちよく過ごしてもらえるような接し方が大切だと感じます」と話す。

 事務職として入社した岡島さんは、同社が新たにヘルパー事業を立ち上げたことをきっかけに高まる訪問介護へのニーズを感じ、介護職員初任者研修を取得。介護現場での勤務経験を持つ転職組が多い中、以前携わっていた保育の仕事経験も生かせるだろうと、新たな職域に挑戦した。

施設ごとの魅力感じて

 同社で働くヘルパーは現在7人。業界内では小規模な事業所ながら、「職員間の情報共有やコミュニケーションが活発に行え、熟練のスタッフによるサポートやマニュアルも充実しているので、初心者でも安心して働けます」。料理が苦手な人のために調理研修まで用意される充実ぶりだ。福祉のしごとフェアでは、施設規模だけでは分からない職場環境や働きやすさなどを感じて欲しいという。

 訪問介護に限らず、福祉職は「利用者さまの手となり足となりサポートする仕事。今、相手が求めていることは何だろうと、常に先回りしながら考えられる人なら、きっと力を発揮してやりがいを感じられるはず」と岡島さんは話している。

 福祉のしごとフェアは午前10時30分から午後4時。参加無料で入退場自由。各施設の特徴や仕事内容が分かる全施設紹介は【1】午前11時10分と【2】午後1時40分(各回約1時間)。

 詳細は市ホームページ「厚木市 福祉のしごとフェア」で検索。

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