学校法人鈴木学園が運営する厚木総合専門学校(鈴木織江校長/厚木市中町)で9月30日に登院式が行われ、歯科衛生学科の2年生が出席した。
登院式は同校で1年半、歯科衛生学を学んだ学生たちが10月から始まる現場実習に向けて行う恒例行事。「登院の儀」として、ナイチンゲールの精神を受け継ぐという意を込めてろうそくに火を灯すという。鈴木校長から一人一人にろうそくが手渡されると、学生たちは真剣なまなざしで火を灯した。
2年生を代表して笠原碧さんが「社会の信頼に応えるように常に人格の形成、知識及び向上に努め誇りと希望を持ってその業を捧げることを誓います」と、誓いの言葉を述べた。鈴木聖奈副校長や3年生からも激励され、生徒たちは記念品にナースシューズを受け取った。
2年生の鈴木美月さんは「今までは座学がほとんどだったが、登院式で実感が湧いてきた。気持ちを引き締めて実習に取り組みます」と話した。
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