神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

輝き放て「昭和アイドル」 厚木のスナックで初ライブ

社会

公開:2024年10月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
厚木支部を立ち上げた羽鳥さん(中央)とメンバーら
厚木支部を立ち上げた羽鳥さん(中央)とメンバーら

 仕事や家事をこなしながら、週末は往年のアイドル顔負けの衣装を身にまといステージに立つ女性たちがいる。その名も「ラブリーバブリーエンジェルス」。このほど厚木支部を立ち上げたメンバーらが、10月20日(日)にお披露目となるライブを市内のスナックで開く。「自分を変えたい、新しくなりたいという女性を応援したい」と、メンバーのまなざしは真剣だ。

 ラブリーバブリーエンジェルスは、「昭和のアイドル」をコンセプトに主婦や会社員、公務員など職業も様々な女性が集まり、山口百恵や松田聖子、キャンディーズなど往年のアイドルになりきってスナックなどで歌と踊りを披露するグループ。都内を中心に活動し、メンバーは加入時期に応じて「〇期生」と名乗る。

 厚木支部を立ち上げたのは、7期生として今年1月から5月まで活動した羽鳥愛さん(48・妻田南)。グループを創設した片桐あいさんの理念に感銘を受け、「いつか厚木にも支部を作りたくて、修行のつもりで加入した」という。

 5月に新宿で開いたイベントで7期生としての活動を終えたが、1期生から7期生までの卒業生に声を掛け、厚木支部0期生として再スタート。10人のメンバーは、10月20日の晴れ舞台に向けてレッスンに余念がない。

 6期生の青木洋子さん(41・旭町)は、厚木在住という縁でメンバー入りした。前職は公務員で「誰かを後ろから支えるような役割だったけれど、自分が主役になれることが楽しくて」と目を輝かせる。紺野洋子さん(52・横浜市)は「周りから『かわいい』と言ってもらえるのはうれしい」と、自分らしくいられる居場所を見つけたような気分という。

自分の殻破って

 羽鳥さんもラブリーバブリーエンジェルスと出会ったことで、日々の生活では得られない非日常感が病みつきになった。同時に、メンバーの多くが家庭や仕事の悩みを抱えていることも知ったという。

 結婚して2人の娘を育てる自身も、人生の悩みは尽きない。「母親としての役割や仕事に追われ、自分を後回しにしている女性は多い。私はラブバブのおかげで、自分の殻を破ることができた」と羽鳥さん。年齢に関係なく、女性が輝ける場を―。そんな思いが、活動の根底にある。

 ライブはスナック「シャラント」(厚木市中町3の9の18)で午後3時から。ワンドリンク付き3千円。問い合わせは羽鳥さん【携帯電話】080・4205・4125へ。

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

輝き放て「昭和アイドル」

輝き放て「昭和アイドル」

厚木のスナックで初ライブ

10月18日

医療的ケア児の防災学ぶ

県央ブランチ

医療的ケア児の防災学ぶ

家族ら招き初の研修会

10月18日

全国大会で頂点に

T&Tボクシング星野大空さん

全国大会で頂点に

小学3年生「最高の気分」

10月11日

2度目の文科大臣賞

水墨画家又村和夫さん

2度目の文科大臣賞

91歳、たぎる創作意欲

10月11日

スピーカー6基を新設

厚木一番街商店街振興組合

スピーカー6基を新設

客引き、路上喫煙防止図る

10月4日

映文連アワードで優秀賞

愛川町

映文連アワードで優秀賞

写真、映像で町の歴史辿る

10月4日

樹木葬と家族葬の「ゆかりえ」

小田急線「愛甲石田駅」徒歩すぐ。友引の日は無料相談会開催中。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月20日0:00更新

  • 9月13日0:00更新

  • 9月6日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook