厚木市議会 会派 あつぎの会 会派 議会報告【2】
私たちは、毎回、様々な角度から政策提案をしています。また、「あつぎの会」として、一貫して主張していることは、次の3つです。
PFAS検査開始 なきり文梨
有機フッ素化合物(PFAS)の一種であるPFOSとPFOAが、全国の水道水や井戸水から高濃度で検出されています。河川水が原水である厚木市の水道水は県営ですので、神奈川県が安全確認していますが、地下水については不明です。
市内の井戸水で、発がん性が指摘されているPFOAとPFOSの検査を実施する必要性を議会で訴え、早期に検査するとの回答を得ました。
井戸水を常飲等している市民の健康被害を避けるため、厚木市が動き出します。
ブラックからホワイトへ
厚木市立老人憩の家の管理は、指定管理者制度により、その地域の方に管理運営を委託しています。受付や清掃、防犯、防災、警備等、その業務は多岐に渡りますが、人件費は一切支払われていません。
市の施設の管理を委託している以上、相応の対価を支払うべきではないでしょうか。議会で質したところ、適正な対価を支払うとの回答を得ました。
トイレの確保管理計画
災害時のトイレ問題は、健康被害と衛生環境の悪化をもたらす深刻な課題です。
国は、トイレの確保・管理計画を策定し、地域防災計画に反映させることを、平成28年から求めていますが、厚木市ではまだ策定していません。議会で指摘したところ、山口市長は策定すると明言しました。更に幼児用の補助便座の必要性も認め、今後備蓄していくとの確約を得ました。
防災士である山口市長に、今後も期待しています。
中小企業賃上げの具体策を 高田マサノリ 99・7%が中小企業
まずは日本国内経済を回す事が必要ですが、その為には個人の消費を増やす事が必要です。これには日本で働く中小企業の賃上げが鍵です。
しかし、依然として中小企業の経営は厳しくコロナ禍からの復活も出来ないまま、負債を抱えて倒産件数が増えています。東京商工リサーチによると、2024年度上半期の倒産件数は、10年ぶりに5千件を超え今後益々増加の兆しがあるそうです。
実質的な賃金を上げる為には、この99・7%である中小企業の賃上げをどうするか具体策を示す必要があります。
百姓一揆
江戸時代での百姓一揆とは当時過重な年貢に対して集団で反抗した行動をいいます。この当時、「五公五民」。国民負担率は50%であり、現代も約50%と言われています。
この計算には消費税だけではなく、酒税、所得税、住民税、相続税、自動車税や給与から天引きされる介護保険、社会保険も含みます。
賃上げの具体策を
この負担の中で、如何にして中小企業は賃上げを実行しえるのか。これは、賃上げの号令だけではなし得ない問題であります。今こそ中小企業の重たい負担である社会保険料の減免をし、その分を直接給与に上乗せする事で、給与を底上げして押し上げる事が必要だと思います。中小企業いじめのようにインボイスを導入している場合ではありません。個人消費を刺激し、経済を回す取り組みが必要だと考えます。
皆さまからの声を、市政に 高橋しんや 現保険証との両立を
市民福祉常任委員会や討論で現行の健康保険証とマイナ保険証の両立を求める陳情に対して、賛成の弁を述べました。マイナ保険証の利用率は微増の傾向ですが、まだ2割にも届いておりません。デジタル化による利便性の向上は進めるべきですが、今回のように期限を決めて強行するやり方では、賛同を得られるはずがありません。マイナ保険証の利用者が増え、現行の保険証を使う人が少なくなった時、初めて廃止するかの議論がなされるべきです。
がんへの取り組み
私自身が悪性リンパ腫を経験し、抗がん剤治療を行いました。若年がん患者在宅療養支援制度の実現、無痛MRI乳がん検診の普及、医療用ウィッグや乳房補整具の助成をがん患者以外の方へも拡大する事を要望しました。
安全なスポーツ環境
今年度、猿ヶ島野球場において、中学生の野球大会開催を断念したとの相談を受けました。酷暑の中、日陰の確保や室内までの距離を考えると、安全が保障できないとの判断です。新たな日陰場所の設置を要望しましたが、ここは神奈川県所有の為、今後の県との連携も注視して参ります。
災害備蓄品の状況
私からは子どもが生まれたばかりの親目線で市の状況を確認し、女性・妊産婦向けの備蓄がない事が分かりました。今回の質問により、防犯ブザーや妊産婦用の衣類や下着等を備蓄できるよう調整すると答弁をいただきました。
あつぎの会
神奈川県厚木市中町3丁目17−17
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