厚木市内で今年1月1日から11月8日までに発生した火災件数は41件で、昨年同期比で8件減少したことが市消防本部の調べで分かった。
内訳は建物火災が14件、車両火災が7件、その他が20件だった。
同本部によると住宅火災は減少傾向にあるといい、「住宅用火災警報器の設置が進んでいることや、建物自体の耐火性が向上していることも関係しているのでは」と話す。一方で倉庫などの火災は増えており、梅雨時期などに電気火災が発生するケースがあったという。
火災原因では電気機器に起因するものが目立ち、主に古い機器からの発火が多いとされている。年末にかけて気温が低下し、乾燥した気候が続くことから、同本部では「暖房器具を使用する際は事前にほこりなどを取り除き、動作点検をしてほしい」と話す。
また、住宅火災につながるコンセント周りのトラブルにも注意を呼び掛ける。電源タップなどに複数の電気機器を接続する「タコ足配線」により、許容電流を超えることで発火につながる。コードが家具などの下敷きになって起こる断線も、火災につながる恐れがある。
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