厚木市制70周年を記念した特設サイトが開設され、70年前の白黒写真がディープラーニングのAI技術などでカラー化され公開されている。
このカラー化プロジェクトは、市内飯山南の東京工芸大学・厚木キャンパスの工学部の学生である赤木凌さん(4年)、人見侑輝さん(3年)、屋藤翔麻さん(3年)、同大大学院の齋藤達也さん(修士1年)の4人が協力し完成させたもの。同大学は1923年に創設された小西写真専門学校が前身となり、画像・情報技術を専門とする学科もあることから、厚木市からプロジェクトの協力要請があったという。
編集では工学部の3人が中心となってチームを組み写真を編集。約2週間で7枚の写真をカラー化した。「様々なサイトやソフトを使い、コントラストや細部の編集をして、自然に近い色味を作りました」と赤木さんは話す。サイトではモノクロ写真をクリックするとカラーに再現するようになっており「ぜひ体験してもらい、作ったものに触れてもらえればうれしい」と屋藤さん、「AI技術で人の役に立てる経験ができて良かった」と人見さんは話した。
現在は齋藤さんを中心に写真を応用した動画の制作を進める3人。完成した動画も特設サイトに掲示される。
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