厚木市内の小学生が夏休みの宿題の一環として取り組んだ応募作品を表彰する「厚木市青少年発明コンクール」と「第78回あつぎ鮎まつり思い出絵画コンクール」の受賞者が決まり、11月12日に厚木商工会議所で表彰式が行われた。
発明コンクールは、名誉市民の松川サクさんによる寄付金で運営されており、特賞1点、優秀賞2点、佳良賞5点が選ばれた。絵画コンクールでは、市内最大規模のイベントであるあつぎ鮎まつりにちなんだ絵を募集。最優秀賞1点、優秀賞5点が表彰された。
発明コンクール特賞の工藤愛椛さん(依知小学校2年)は3人きょうだいで、洗濯時に多くの靴下を干す必要があるためまとめて干せるハンガーを考案。「これからも家事の手伝いを続けたい」と受賞を喜んだ。
絵画コンクールの入賞作品は次回のまつりのポスターデザインに採用が予定されており、最優秀賞の刑部千夏さん(4年)は「恥ずかしさもあるけれど、とてもうれしい」と笑顔で話した。
発明コンクールの入賞作品は10月18日から20日に開催された県青少年創意くふう展に出品され、宮本いづみさん(相川小学校6年)が「神奈川県発明協会会長賞」、工藤さんと成井しおりさん(小鮎小学校4年)が優良賞を受賞した。
両コンクールは、子どもたちの優れた作品を表彰することで思考力や表現力を育んでもらおうと開催されている。
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