愛川町の中学生硬式野球チーム「愛甲リトルシニア」が11月17日と23日、初めて小学生を対象にした大会を開いた。
参加したのは厚木市や町内など近隣で活動する5チーム。17日に予選リーグを行い、23日の決勝リーグでは「妻田ブルーフォックス」が優勝した。
試合後には、高校野球やプロでも使用される硬式球を使ってのバッティング体験会や、愛甲リトルシニアの選手とのキャッチボールも行われた。
松川清一監督は「初めて硬式ボールを打った子も多かったが、いい当たりをしている子も見られた。楽しんでいた様子なので、また体験にきてもらいたい」と話した。
世代超え試合楽しむ
翌24日には、愛甲リトルシニアを卒団した選手らが集結し、恒例のOB戦を開催。高校3年生と中学3年生の試合や、社会人になった卒団生らによるプレーで盛り上がりを見せた。
中学3年生の佐藤太陽さんは「高校で活躍した先輩たちのプレーを見て、このレベルで戦っていくためには自分も今以上に頑張っていかないといけないと気持ちが引き締まった」と話した。
高校時代を強豪・花咲徳栄で過ごした大学4年生の生方朔矢さんは、「このチームで過ごした3年間のおかげで高校でもやっていけた。大学生になり地元に戻ってからは、先輩に会うのも楽しみに参加している」と仲間との再会を喜んだ。
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