大規模災害発生時の対応を想定した総合防災訓練「ビッグレスキューかながわ」が11月23日、厚木市下津古久の神奈川県総合防災センター・消防学校で行われた。同日には防災グッズの展示や体験ができる「かながわ防災フェア2024」も開かれ、関係者や地域住民らおよそ2000人が来場した。
この訓練は消防や警察、医療機関、自衛隊など多岐にわたる機関が連携し、災害発生時の迅速な救助活動や医療体制の構築を目指すもので、今年で45回目を迎える。
土砂災害時に自動車内に取り残された人や、火災があった建物からの救助を想定した「救出救助訓練」をはじめ、テントを用いた避難所設置運営訓練、ドクターヘリでの救助訓練などを実施。緊張感のある訓練の様子を真剣に見つめる来場者の姿が多く見られた。かながわ防災フェアの会場では、防災食の展示や防災クイズを通して備えの重要性をPRした。
厚木市では今年8月に震度5弱の地震を観測している。来場者からは「普段見られない訓練の光景や展示が見学できて、貴重な経験になった」「改めて危機感を持った。家に帰ったら備蓄品を見直したい」などと感想を話した。
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