厚木市に縁のある新人シンガーを発掘する「第9回あつぎミュージックフェスティバルオーディション」の最終選考が11月24日、あつぎ市民交流プラザで開かれ、市内のミュージックスクールに通う花村鈴子さん(20)が大賞を受賞した。
同オーディションは、2014年に市制60周年記念事業として初めて開催され、音楽活動を通じた若者の文化芸術活動への参加を後押しする市独自の試み。大賞者は、大手レコード会社のヴァージンミュージックから配信デビューする。
今年は43人の応募があり、1次、2次審査を通過した3人が音楽スクールで約2カ月間の特別レッスンを受け、最終選考に臨んだ。審査員を前にパフォーマンスを披露し、花村さんが大賞を受賞した。
花村さんは実家のある三重県から市内のミュージックスクールに通い、シンガーソングライターとしての腕を磨く。これまでに本厚木駅などでも路上ライブを行ってきたという。
大賞を射止め、「とてもうれしい。アーティストとしても一人の人間としても、成長を実感できた」と花村さん。「音楽が思う存分できる環境の中で曲を作り、『新曲を早く聞きたいな』と思ってもらえるような存在になることが一番の目標」と意気込んだ。
同オーディションでは、厚木市長特別賞を中野樹哉さん、FMヨコハマ賞を小賀坂留依さんがそれぞれ受賞した。
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