国際社会で活躍する理工系イノベーション人材の育成に向け、全国にある工業・工科大学9校の学長らが議論を交わす「工大サミット」が11月30日、神奈川工科大学で開催された。オンライン配信も行われ、およそ250人が参加した。
相互の連携・協力による理工系高等教育の活性化を目的に2017年から始まり、今年で7回目。神奈川工科大学の小宮一三学長は、「これからの産業を支える理工系人材を育成していく上で、工業高校と工業・工科大学との連携の重要性が高まっている」とあいさつした。
パネルディスカッションでは、各大学が取り組む工業高校との連携について、事例紹介や報告を行った。工業高校に通う生徒が大学進学を検討する動機づけのためには、大学からの情報発信が必要なことや、企業も巻き込んだ高大連携活動の重要性などを共有した。
同大学の担当者は「工業高校と工業・工科大学の連携について方向性が見えてきたのは一つの成果。実現に向けて互いの協力を強めていきたい」と話した。
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