厚木市立飯山小学校(三橋弘明校長)で11月25日から29日まで、全学年の児童を対象としたキャリア教育が行われた。市内団体や事業者がゲストティーチャーとして招かれ、それぞれの仕事内容などを伝えた。
5日間をキャリア週間と位置づけ、身近な仕事を知ることで働く人の思いに触れ、自身の将来像を描いて実践につなげる意欲を育もうと実施。警察や消防をはじめ、事業者団体や市内企業など10職種の講師が講話や職業体験会などを行った。
重機の試乗体験
(一社)厚木市建設業協会(関野耕正会長)では26日、全学年を対象に講話と重機の試乗体験会を行った。
児童は、校庭に並べられた油圧ショベルやロードローラー、トラックなどの重機について説明を受け、実際にトラックの荷台に乗ったり重機の運転席に座ったりして試乗を楽しんだ。
「夢を諦めずに」
市内山際で造園業を営む(株)大塚庭園では、6年生に講話、1・2年生向けにはチューリップの鉢植え体験を実施した。
講話では、大塚慶之社長が造園業の仕事を紹介。将来の職業選択に向け、「諦めなければ、自分次第で夢がかなう。やりたいことを継続するために楽しんでほしい」とエールを送った。
鉢植え体験では、児童と一緒になって球根の植え方を指導。児童は一生懸命にプランターに土を入れ、「元気に育って」と球根を土に埋めていった。
三橋校長は「キャリア週間が、児童が将来社会で貢献するための第一歩になれば」と取り組みを振り返った。
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