妻田薬師(厚木市妻田西)の境内で12月7日、新年に向けたしめ縄作りが行われた。
妻田薬師保存会(小島一郎会長)が中心となり、毎年12月に実施している年末の恒例行事。当日は快晴に恵まれ、40人ほどの会員らが朝9時ごろから作業に取り掛かった。県指定天然記念物に指定され、胸高周囲11mの大楠に巻く7mのしめ縄と、本堂や山門、遍照院に取り付ける4・5mほどの3本を中心に2時間ほどで編み上げた。
保存会が奉納するしめ縄は、柔らかく編みやすいという三田でとれたもち米の藁を使用するのが慣例。千歯こきで余分な葉を落とし、霧吹きで水を含ませながら叩いて延ばし、縄を柔らかくしてから編んでいく伝統の手法で作られる。
作業を終えた小島会長は「これで心置きなく新年を迎えらえる」と笑顔で話した。
新たなしめ縄は29日(日)に付け替えられるという。
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