「子育てしやすいまち」というイメージをシティプロモーションにつなげようと、厚木市がこのほどPR動画を作成した。動画のBGMは厚木出身のシンガーソングライターが手掛けるなど、「地元感」あふれる内容にこだわった。
市では2023年度から、魅力発信事業の一環としてシティプロモーションに力を入れている。動画制作は、今年度市が実施した「厚木市シティプロモーション推進業務委託」を受託したポニーキャニオンが提案した。
動画は1分40秒の構成で、厚木市で暮らす親子の様子を、アミューあつぎ内の子育て支援センター「もみじの手」や市街地、相模川などの風景を織り交ぜながら描いた。
音楽には、市内出身・在住のシンガーソングライターNakamuraEmiさんが厚木をテーマに書き下ろした楽曲「MICHIKUSA」を使用。自身が生まれ育った厚木のまちや、厚木で暮らす子どもたちへの思いを歌詞にのせた。
Nakamuraさんは「厚木で暮らしてきたからこそ生まれる音楽は、今の自分の一番の個性になれていると思う。厚木のように自然が多い街で暮らすことで、心や体もリラックスできて仕事が頑張れていることも実感している」とコメントを寄せ、「人それぞれの『やりたいこと』を実現できる可能性が厚木にはあるということが伝えられたら」と楽曲への思いを語った。
動画は、ユーチューブのインストリーム広告として配信されるほか、15秒の短縮バージョンが小田急線車内のサイネージで2月10日から16日まで配信される。市の公式ユーチューブチャンネルでも見ることができる。
楽曲リリースも
動画に使用された楽曲「MICHIKUSA」のフルバージョンが、1月20日(月)にデジタルシングルとしてリリース。ポニーキャニオンによると、自治体プロモーション用の楽曲がアーティストによってリリースされるケースは珍しいという。9月6日(土)には、厚木市文化会館でNakamuraさんのワンマンライブも開かれる。
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