厚木警察署の「武道始式」が1月17日、同署内の道場で行われ、署員らが柔道や剣道の演武、大盾操法、逮捕術などを披露した。
当日は山口貴裕市長をはじめ、警察外郭団体や地元議員など約90人の来賓が招待され、気迫あふれる署員の試合などを見学した。
式は、柔道と剣道の勝ち抜き戦となる高点試合で幕開け。柔道着姿の署員による力強い投げ技や寝技が決まるたびに会場から歓声が上がり、剣道では竹刀が激しくぶつかり合う音と一瞬の隙を突く鋭い攻防が繰り広げられた。試合中には同僚からの熱い声援が飛び交い、白熱した試合展開に会場は盛り上がりを見せた。
手口の多様化などで社会問題化する特殊詐欺を想定した実践的逮捕術では、署員が寸劇形式で手口を紹介。笑いを交えな演技を通して、被害の防止に向けた心構えを分かりやすく伝えた。
人質立てこもり事件を想定した突入制圧訓練では、実際に5階の道場の窓から署員が降下して突入する様子に驚きの声が上がった。
山口市長は「日々の鍛錬の賜物である素晴らしい演武を見せていただき、大変頼もしく感じた。今後も市民の安全、安心のために、力強い活動を続けてほしい」と激励。横田和道署長は「多くの皆さまに訓練の成果をご覧いただいた。今後も関係機関と連携し、厚木署管内の治安維持に全力を尽くす」と力強く決意を表明した。
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