山間部での事故や災害発生時の迅速な救助活動に向け、厚木市消防本部と横浜市消防局航空隊が1月16日、連携強化に向けた合同訓練を七沢などで実施した。
山岳地を管轄する同市消防本部が、災害発生時に円滑な救助活動と迅速な連携を行うため、神奈川県下消防相互応援協定に基づき定期的に実施している。
当日は救助隊ら28人が参加。丹沢山系での事故を想定し、要救助者を七沢のキャンプ場でヘリコプターに収容するため、航空隊員の降下やストレッチャーでの搬送方法など、航空隊との連携を確認した。要救助者を収容したヘリコプターは、救急隊が待機する温水のぼうさいの丘公園に移動。情報伝達の方法など、迅速な搬送に向けた手順について確認した。
訓練に参加した同市消防本部の熊澤翼さんは、「ヘリコプターを使った訓練は2度目だが、機体が大きく風も強かったため、誘導作業や安全管理に注意を払い訓練に取り組んだ。航空隊との情報共有も含め非常に充実した訓練だった」と振り返った。
同市消防本部では、河川などでの事故を想定した水難救助訓練や、病院や警察と連携した救助訓練などにも取り組んでいる。
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