保育園や幼稚園、小学校の連携を深めるための公開保育が1月17日、認定こども園はやし幼稚園(厚木市林)で開かれた。
小学校に上がった子どもが新たな生活環境などに順応できない、いわゆる「小1プロブレム」の解決のため、国は幼・保・小の垣根を越えた取り組みを「架け橋プログラム」として推進している。この方針を受け、同園では2017年から関係者を招いた公開保育を実施しており、今回が3回目。
当日は市内外から保育士や幼稚園、小学校教諭ら約100人が参加。難波有三園長は「このプラグラムで交流を育んでいただき、夢と希望をもって小学校に巣立つ子どもたちの足掛かりになれば」と話した。
園児の様子を見学した参加者は、分科会や東海大学児童教育学部の寳來生志子准教授による講演会「幼保小接続の重要性と在り方について〜実例を交えて〜」を通して架け橋期の子どもについて理解を深めた。
参加した保育士は「環境の違いに驚いている。すごく恵まれた環境でうらやましい」と話し、小学校教諭は「新入生が過ごしてきた背景が見えてくるので、学校での対応や指導の参考になる」と振り返った。
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