津久井在来大豆を使った味噌作り講習会が3月8日、厚木町の内田医院で開催され、地域住民ら約35人が参加した。
カーボンニュートラルに向けた「地産地消」の理解を深めてもらおうと、厚木市環境政策課と市内を中心に活動する環境市民団体「エコ・アップ・あつぎ」が主催。子どもから年配者まで幅広い世代が参加した。
当日は、市内飯山で津久井在来大豆を栽培し、味噌作りを行っている臼井欽一さんが講師を務め、自身が栽培した大豆を使った味噌作りについて解説。参加者は、大豆を入れた袋を足や腕などで潰し、臼井さんが自家製造した麹に塩を混ぜ合わせるなど味噌づくりの工程を学んだ。
大豆を潰す作業を体験した親子は、「予想以上の重労働で大変だったけれど楽しかった」と笑顔で話した。
味噌の仕込みが終わると、臼井さんは2カ月に一度かき混ぜるなど保管のポイントを説明し、参加者は熱心に耳を傾けていた。今回仕込んだ味噌は参加者が持ち帰り、秋まで寝かせて発酵させることで完成する。
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