厚木市園芸協会花き温室部会が3月12日、市内4カ所の保育所で卒園児にバラやカーネーションをプレゼントした。
厚木市内で生産される花きの消費拡大を目指して初めて実施したもので、部会の関係者らが相川と小鮎、玉川、南毛利保育所を訪問。相川保育所を訪れた大貫亘部会長と杉山幹夫副部会長、内田博夫さんが鮮やかに色づいた花を手渡すと、園児らは笑顔で受け取っていた。
市内ではカーネーションやバラをはじめ、シクラメン、パンジーなどの鉢花が栽培され、直売所での販売などを通して地場消費の推進に取り組む。資材の高騰に加え、夏から秋にかけて続く高温や記録的な少雨などの影響で厳しい栽培環境が続いているというが、消費者ニーズに応えようと品質と鮮度にこだわった花を提供している。
大貫部会長は「卒園する子どもたちが喜んでくれて良かった。花に親しむきっかけにつながればうれしい。これからも市内産の花の魅力を知ってもらえるように活動を広げていきたい」と話した。
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