厚木市などで農園と農学校を運営する菊子晃平さんが3月13日、厚木市立中央図書館に書籍3冊を寄贈した。
寄贈されたのは、菊子さんの農学校での活動が紹介された一般社団法人農山漁村文化協会発行の「みんなの有機農業技術大事典」(全2巻)と、菊子さんが昨年6月に幻冬舎から出版した「儲かる農業への挑戦”アグリルネッサンス”週末は皆で畑へ」の計3冊。「みんなの有機農業技術大事典」は、同協会が農業雑誌「月刊 現代農業」で農家と共に100年歩んできた集大成とも言える専門書。菊子さんによる著書では、60歳で有機農業に取り組むようになった菊子さんの農業哲学などが綴られている。
菊子さんと息子の一平さんから書籍を受け取った市市民交流部の見上知司部長は「貴重な書籍をご寄贈いただき、大変感謝しています」と述べ、中央図書館の小林宏至館長は「有機農業に関するイベントなどでも展示活用したい」と語った。
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