下荻野の(株)ノリタケカンパニーリミテド厚木工場他の跡地に、パチンコ店の(株)マルハンが出店の準備を進めていることが分かった。現在建物を建設中で、完成後に警察の営業許可が下り次第、オープンさせる予定という。
マルハンが出店を計画しているのは、ノリタケと東京砥石(株)本社工場があった敷地約4万3千平方メートルのうち、北側部分のおよそ半分(約1万9800平方メートル)。この敷地内に鉄骨構造1階建ての店舗のほか、立体駐車場の建設を進めている。
同社は全国にパチンコ店を270店舗以上展開する業界最大手。県内では9店舗を運営し、市内には戸室の複合施設「アツギ・トレリス」内に店舗がある。今回の計画で市内2店舗目の出店を予定している。
同社は昨年末までに地元住民への説明を終え、工事を開始。「警察の正式な営業許可が下りていない段階なので、コメントは差し控えたい」と言及は避けたが、今春のオープンに向けて準備を進めている。
一方、南側の敷地については、地元住民などの間でホームセンターの出店が取沙汰されている。市まちづくり計画部まちづくり指導課は「開発申請前の事前相談中のため、公表できる段階ではない」と話した。
ノリタケが厚木に進出したのは1961年。工場敷地内では食器の直営販売店なども経営していたが、施設の老朽化や景気悪化の影響で売上が減少したことなどを理由に2009年に撤退した。ノリタケの跡地は更地になっている状態が続き、地元住民の間では関心の高い場所になっている。
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