太陽の手前を金星が通過する「金星の日面通過」。神奈川工科大学厚木市子ども科学館で6月6日、観察会が開かれ58人が参加した。
この日の天候は曇りがちだったが、午前11時過ぎに太陽が顔を出し金星をとらえることに成功すると、「見えた。黒い点がある。金星だ」と会場は歓声に包まれた。参加者は専用メガネや天体望遠鏡を使って、夢中になって観測していた。
参加した岡田在住の小島裕一さん(69)は「宇宙を感じることができて神秘的だった。天候が悪くて半分諦めていたので、観測できて良かった」と話した。
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