防災講座「避難所における健康管理〜東日本大震災で保健師が見た現実〜」が2月28日、睦合北公民館で行われ、定員を上回る55人が参加した。この講座は、市民に大規模災害へ備えてもらうことがねらい。
講師は、厚木市健康づくり課保健師の郡司千和美さん。郡司さんは、東日本大震災のときに市から岩手県大槌町に派遣され、避難所で保健師として避難者の健康管理を行った。
郡司さんは、講演で実際の経験から、お薬手帳や健康手帳、眼鏡、補聴器などを準備しておくなど、平常時から備える重要性を強調。また、市民と保健師とのコミュニケーションが大事だと訴えた。参加者は真剣な表情でメモを取りながら話に聞き入っていた。
岩手県大船渡市にボランティアで参加したという三田在住の田中正彦さん(71)は「厚木でもし同じような状況になったらどうするかという目的で参加した。勉強になった」と話した。
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