小林常良厚木市長(65)は9月5日に開かれた市議会定例会で、任期満了に伴い来年2月15日に投開票が行われる市長選挙に3選をめざして立候補する意向を明らかにした。同選挙に出馬表明したのは小林市長が初めて。
市議会本会議で徳間和男議員(改革あつぎ)と沼田幸一議員(あつぎみらい)の質問に答えた。この日は3期目への出馬の意向を問う内容が事前に通告されていたこともあり、傍聴席はほぼ満席状態で、市長の答弁に注目が集まった。
小林市長は2期目のマニフェストが現段階で70%達成し、残りの30%も着手し現在進行していることや、全国自治体経営革新度調査で昨年度、日本一になったことなど実績について触れ、「これからも本市が全国にそして世界に誇れるまちであり続けるために、引き続き市政を担わせて頂く決意をした」と述べた。
小林市長は市議、県議を経て2007年に初当選。本紙の取材に小林市長は「(これまでに)経験したことのない新たな課題を長期的・総合的に見据え、行財政運営の強いリーダーとして更なる改革への挑戦を続け、強靭で持続可能な経営基盤を確立していくことが私に課せられた使命だと強く感じている」と、市秘書課を通してコメントした。
石射氏は会見予定
市長選挙にはほかにも立候補を検討する動きがある。前回出馬し、現職との一騎打ちの末、8026票差で落選した、元市議会議長の石射正英氏(60)は、本紙の電話取材に「改めて記者会見を開いてお話をしたい」と語った。
(9月9日起稿)
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