「すこしふしぎ」な世界 | 厚木

厚木版掲載号：2017年8月18日号

「すこしふしぎ」な世界文化

ＳＦえほん展　きょう18日から

デザインオフィスTiramisuの松村たけしさん（左）と鈴木ようこさん

　「ほわほわＳＦえほん展」が本日８月18日（金）から９月20日（水）まで、あつぎロードギャラリー（厚木地下道）で開催される。会期中、地下道が通れる時間帯は自由に閲覧できる。

　この展示のタイトルにあるＳＦとは「すこしふしぎ」の頭文字。主催のデザインオフィスＴｉｒａｍｉｓｕ（ティラミス）（市内幸町）では、「東日本大震災以降、人々の心に住みついた恐怖や不安は、この世からすこしふしぎを消しつつある」と話す。同展は「空を飛べるかも」と思わせるような、人の心に少しでも「すこしふしぎ」をもたらすことができれば、と企画された。

　今年に入ってから準備を進めてきたという同展は、７つの物語からなり、ストーリーには共通してひとりの女の子が登場する。女の子は、誰しもの心の中にある好奇心を表現しているという。物語は、花を持つと飛べる話や、魚に食べられたら人魚になる話などで、水彩画で描かれる。

　ストーリーの構想から絵のデザインまで担当した鈴木ようこさんは「絵だけを見てわかる内容になっているので、年齢、性別問わず全世代の人たちに見てほしい。ほわほわは雲をイメージしているので、気持ちもほわほわになれば」と話している。

　問合せは同オフィス【電話】０４６・２８１・７３５２、詳細は公式サイトhttp://tirami-su.com/howahowa/へ。

ほわほわＳＦえほん展

2017年8月18日〜2017年9月20日

神奈川県厚木市あつぎロードギャラリー

費用：無料

花の郷墓苑　厚木宮の里

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