活動報告 課題実現に取り組む! 神奈川県議会議員 予算委員会副委員長 山口たかひろ
2017年の夏も終盤に差し掛かっています。今年は例年に増して市内自治会や団体等の夏祭りにお声がけいただき、7月半ばから8月の終わりまで200件近くの行事に参加しました。議員のお祭りまわり等はテレビなどでも色々ご意見はありますが、私は県民、市民の声を生で聴く貴重な場かつ、なるべく多くの方々と語らいができる機会と考え、大切にしています。
実際に、昨年悲惨な事件が起こってしまった津久井やまゆり園の事件での県の対応や取組み内容の意見交換、そして厚木警察署新築移転、厚木児童相談所の課題や経済政策、まちの活性化、河川や生活道路、幹線道路の整備など、ソフト面からハード面までさまざまなご意見、要望をいただきます。すぐに取組むべきこと、県との調整が必要なことなど対応はそれぞれに異なりますが、大変貴重な声です。我が心として、9月8日から始まる本会議で、課題実現に向け取組みます。
被災地球児と交流
現在、厚木市少年野球協会の会長を拝命しています。私も小学生時代に白球を追いかけたOBです。
2011年3月に発災した東日本大震災では、一瞬にして家や家族、街のグラウンドが流されました。被災地の映像に言葉を失い、本協会と子どもたちそして保護者で野球道具をかき集め、宮城県多賀城市に送って以来、被災地の球児との交流がスタートしました。
当時、多賀城市の球児が発した「震災があってから、自分たちには夏の思い出がありません」という言葉に、胸が締め付けられる思いでした。交流を続けるなか、今年は鮎まつりに合わせて宮城県石巻市の球児を招待し、野球を通じた交流を行いました。石巻市は震災で死者3278人。行方不明者425人。未だ野球で使用するはずのグラウンドには仮設住宅が設置され、満足に練習や試合ができない状況です。街の復興も急がれますが、同時に子どもたちの心の復興も大切です。被災地の子どもたちが、厚木市の子どもたちと一緒に作る夏の思い出が、心の復興に繋がればと思います。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|