▽昨年7月、東京工芸大学の厚木キャンパス内にオープンした、”色”がテーマのカラボギャラリー。平成28年度私立大学研究ブランディング事業に採択された、”色”の国際科学芸術研究拠点になっている。義江龍一郎学長からの指名を受けて、研究の取りまとめを行うセンター長の役目と、色の魅力を体験型展示する場としてのギャラリー監修を手がけている。
▽埼玉県川口市出身。父は中学の美術教諭、母も小学校で図工を教えていたと聞くと、「工作が得意だった」という少年時代もうなずける。小・中は球技に親しみ、高校からは吹奏楽部でトロンボーンに挑戦。1950年代のジャズにハマった当時は、サックス奏者のデクスター・ゴードンやソニー・ロリンズがお気に入りだった。イラストレーターを志し、武蔵野美術大学の視覚伝達デザイン学科に進学。在学中にアルバイトで携わった、観賞魚飼育シミュレーションソフトのヒットで、コンピュータでの作品づくりに可能性を感じたという。ニューヨーク大学大学院を卒業後、2005年から東京工芸大で教鞭をとる。
▽明日4月7日(土)から始まる第2弾の企画展は、さまざまな動物の目を通した色の世界を紐解く内容。「ヒトには見えないけれど、虫や鳥には見えるもの、分かりますか?」一足先に未知の世界に触れた高揚感と微笑みを湛え、色の世界の魅力を語る。―答えは紫外線だそう。
|
|
<PR>
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|