神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「多様性を認め合う社会に」 18日 厚木でごちゃまぜフェス

社会

公開:2018年8月10日

  • X
  • LINE
  • hatena
ポスターを手にする実行委員会のメンバー。前列中央が小野さん
ポスターを手にする実行委員会のメンバー。前列中央が小野さん

 多様性や共生社会の意義について、楽しみながら体感できるお祭りイベント、「あつぎごちゃまぜフェス」が8月18日(土)、本厚木駅徒歩5分のアミューあつぎ8階で初めて開催される。入場は無料。

「みんなちがって、みんないい」

 このイベントを主催するのは、民間で組織する同フェス実行委員会。厚木市や厚木市教育委員会、清川村教育委員会が後援する。

 発起人で実行委員長を務める厚木市水引在住の小野純子さん(37)は、元小学校教諭。障がいの有無にかかわらず、「みんなちがって、みんないい」を楽しみながら体感できるお祭りを開催しようと、1年前から一人で準備を開始。ブログやSNSなどで呼びかけ、今春に実行委員会を立ち上げた。メンバーは約30人で、趣旨に賛同した30歳代から50歳代の主婦や教員、個人事業主などさまざま。現在、準備が大詰めを迎えている。

 当日はアミューあつぎ8階の屋内広場「sola」を会場に、【1】音楽ステージ【2】アート体験【3】福祉事業所や作家の展示販売(マルシェ)を行う。時間は午前10時から午後3時30分まで。

 【1】は音楽療法士による音楽セッション体験や、音楽絵本『そらをとびたかったペンギン』の読み聞かせ、よさこいソーラン体験ステージなどを企画。【2】は塗り絵や水に溶けるチョーク「キットパス」を使った手形アートの無料ワークショップ。手形は2020年東京パラリンピックでの掲示をめざす。【3】など催しの収益金は、厚木市社会福祉協議会と、厚木市自閉症児・者親の会に寄付される。

 19日(日)には、アクティブ・ラーニングの手法の一つ『学び合い』などを学ぶ講座(有料)があるが、事前申込み制で定員に達しているためキャンセル待ちの状態だという。

 自閉症スペクトラムの息子の母であり、自身もADHD(注意欠如・多動性障害)がある小野さん。「障がいがあることは不幸ではない。みんながそれぞれを認め合える場所を、お祭りを通して作っていきたい」と話す。

 問合せは小野さん【携帯電話】090・6444・8041へ。ホームページ「ごちゃまぜフェス」で検索。

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

インフル流行期に

神奈川県

インフル流行期に

県央地域の報告数増

11月15日

認知症者の希望かなえる

厚木市

認知症者の希望かなえる

「ヘルプカード」配布開始

11月15日

横浜DeNAが3位指名

加藤響選手

横浜DeNAが3位指名

厚木出身、元ベイジュニア

11月8日

段ボール製造技術に栄誉

田中紙業

段ボール製造技術に栄誉

梱包コンテストで受賞

11月8日

散歩を兼ねてパトロール

愛川町両向区

散歩を兼ねてパトロール

犬猫14匹が「隊員」に

11月1日

後藤氏が初の連続当選

衆院選神奈川16区

後藤氏が初の連続当選

自民、15年ぶり議席失う

11月1日

樹木葬と家族葬の「ゆかりえ」

小田急線「愛甲石田駅」徒歩すぐ。友引の日は無料相談会開催中。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月1日0:00更新

  • 9月20日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook