社会医療法人社団三思会・東名厚木病院(山下巌院長)で8月22日・23日の2日間、高校生を対象とした一日看護体験が行われ、県内の高校2・3年生50人が参加した。
これは、病院見学や看護師の日々の仕事を体験してもらうことで、看護師の役割をイメージしてもらうことを目的として、毎年同院で実施されているもの。看護部の下島三千代課長は「今日の体験を通じて、看護師を選択のひとつとして考えてくれれば」と話す。
体験当日は「看護の心をみんなの心に」をテーマに、各グループに分かれて病棟内を回り、実際の看護師の後ろについてケアの仕方などを見学。また血圧測定やストレッチャーなどを使った移乗を看護師の指導のもと学んだ。参加した厚木北高校の大方七海さんは看護師をめざす3年生。体験を終えて「看護師の方々の患者さんに対しての思いやりをすごい感じて勉強になりました」と笑顔で話した。
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