厚木市船子の社会医療法人社団三思会(野村直樹理事長)に11月26日、東南アジア諸国の政府関係者26人が訪れ、日本の地域医療を視察した。
これは翌27日に東京都港区で開催された「ASEANサービス貿易フォーラム2019」のパネルディスカッションに同会の野村理事長が参加することをきっかけに、訪日している各国の関係者が日本の医療現場を見学したいとの要望があり、ミャンマーにクリニックを開設する同会の施設で行われたもの。
当日はカンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・シンガポール・タイ・ベトナムの9カ国から26人が参加。同会の東名厚木病院・とうめい厚木クリニック・東名厚木メディカルサテライトクリニック健診センターを見学し、予防医療や救急病院としての機能などを学んだ。
参加者は、同会のスタッフから説明を受けると熱心に耳を傾け、質問を投げかけていた。タイから訪れた女性は「日本のような先進的な病院は、タイでは富裕層のもの。日本ではみんなが同じ治療を受けられる。ぜひ日本の医療に進出してほしい」と話す。また社会保障や保険、健診などの質問も多く、同会では「今後も協力をしていきたい」と話した。
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