CTやMR、超音波といった、医療の診断・治療に必要な臨床画像のクオリティなどを評価する「画論27th The Best Image」(主催/キヤノンメディカルシステムズ株式会社)がこのほど行われ、厚木市船子にある三思会・東名厚木病院(山下巌院長)がMRの3テスラ部門で3年連続となる優秀賞を獲得した。
同イベントでは画像のクオリティはもちろん、被験者へのメリット、撮影や処理技術の工夫、臨床的有用性などを総合的に判断して「最良のイメージ」を選定するというもの。
東名厚木病院では臨床に有用で新たな手法になりえるMRIの撮影方法を提案。審査員からも新たな利用方法であり、経過観察時にも被ばくがないことから非常に有効と評価を受けた。
同院のMRI撮影を担当する放射線技術科の朝倉祐太さんは「MRIには、まだまだ知られていない撮影方法が眠っています。患者さんに有用となる撮影方法をこれからも見つけていきたい」と話した。
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