厚木市出身で2011年FIFA女子ワールドカップ優勝メンバー・永里優季選手(33)が10月18日、神奈川県社会人サッカーリーグ2部の試合に出場。念願の男子公式戦デビューを飾り、早速活躍をみせた。
永里選手は「新しいチャレンジの多様性を深め、まずは挑戦できるんだということを伝えたい」と、先月所属先のアメリカ女子サッカーリーグ「シカゴ・レッドスターズ」から厚木市を拠点とする「はやぶさイレブン」に電撃レンタル移籍。今年12月31日までの期限付きで県社会人2部の男子サッカーにチャレンジすることを表明していた。
契約上10月18日の第3節・対山王FC戦からの出場が可能となり、この日ベンチ入り。はやぶさが田代蓮太選手とジャーメイン・アレクサンダー正選手の得点後に1点を返され迎えた後半41分、ついに永里選手が交代出場を果たし、新たな挑戦の1歩を記した。
出場後は積極的にボールに触れ、アディショナルタイムには兄・源気選手のゴールの起点となるなど、短い時間ながら存在感を示した。試合は3─1で勝利。永里選手は「私が入った後に点が入ってよかった。時間は短かったがそれなりにボールに触る回数もあり、イメージしていたようなプレーができた。ボールを引き出す動きやセカンドボールの予測は通用すると思った」と手応えを口にした。
開幕3連勝
「はやぶさイレブン」は、厚木市を本拠地にJリーグ参入を目指しており、今シーズンは、来シーズンの県1部昇格を狙い参戦中。18日現在リーグ戦全6試合の半分を消化し、開幕3連勝と好調をキープしている。
次節は11月1日(日)の対フットワーククラブ戦。
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