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医療レポートNo.33 緩和ケア病棟を支える 取材協力/東名厚木病院
神奈川県がん診療連携指定病院として、「地域完結型のがん治療」をめざす社会医療法人社団三思会 東名厚木病院。同院でがん看護専門看護師・がん性疼痛看護認定看護師として、緩和ケアチームで働く高瀬由佳さんに話を聞いた。
「しっかりとしたケアが提供できるように広く深く勉強したかった」と専門・認定看護師として、がんの知識を取得した高瀬さん。がん看護専門看護師は、がん患者の数に対してまだまだ全国でも数少ないというのが現状だという。「がんというだけで患者さんやご家族は、漠然とした不安を抱いていることが多いです。当院では、多職種でチームを組み、全力でサポートしています」と話した。
緩和ケア病棟は、がんから生じる様々な痛み(苦痛)を緩和する病棟。「体と心、社会的な痛みも和らげていきたい」と高瀬さんは話す。
また、コロナ禍で病院に行くのが不安という方も増えているが、「医療従事者は、感染対策を十分に行った上で患者さんのケアにあたっています。治療の自己中断はせずに、不安を感じたら、まずは電話で相談してほしい」と話した。
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