厚木市は、原動機付自転車用のご当地ナンバープレートを導入し、9月9日から交付を開始する。ご当地ナンバープレートにはマスコットキャラクターの「あゆコロちゃん」を採用し、豊かな自然や厚木市の街並みをデザインに落とし込んだ。
ご当地ナンバーは県下33市町村のうち、海老名・座間・伊勢原など11市、愛川・湯河原など9町で導入されている。
厚木市では、まちの魅力のPRや市民に愛着をもってもらおうと、2012年から「あゆコロちゃん」シールを余白部分に貼付するタイプのナンバープレートを交付してきた。この取り組みは当時、ご当地ナンバープレートの先駆けとして注目を集めたてきたが、近年は経年劣化により「シールが剥がれてしまう」といった声が多数寄せられていたといい、デザインや形を含めて一新されることになった。
今回導入されるご当地ナンバープレートは、厚木市内を巡回している地域コミュニティ交通「ココモ」の運行車両に使用されているラッピングデザインを一部流用した。豊かな自然をイメージした緑色を基調とし、相模川に架かるあゆみ橋やアミューあつぎなどのビル群、大山といった厚木市を象徴する街並みが背景に描かれ、右側に「あゆコロちゃん」が配置されている。
特設会場で交付を受付
厚木市市民税課では、9月9日(木)と10日(金)の2日間は本庁舎3階に特設会場を設け、交付を受付ける。希望すれば無料でご当地ナンバーへの交換にも応じる。受付時間は午前8時30分から午後5時15分まで。13日(月)以降は、同課窓口で対応するとしている。
ナンバープレートは車種区分で4種あり、50cc以下は白、50cc超〜90cc以下が薄黄色、90cc超〜125cc以下は薄桃色、ミニカーは薄青色となっている。今回の導入によりシールを貼付する現行のナンバープレートは廃止され、ご当地モデルと無地モデルから選択できるようになった。
同課担当者は「ご当地ナンバーを利用することで、市民の皆さんにまちに愛着を持ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せていた。
交付に関する問い合わせは同課【電話】046・225・2012へ。
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