厚木市は4月1日から、LGBTQなどの性的少数者や事実婚カップルの関係を認める「パートナーシップ宣誓制度」をスタートさせる。
同制度は、性的少数者や事実婚カップルの悩みや生きづらさの軽減、個性を認め合う性の多様性への理解促進を目的としたもの。互いを人生のパートナーであると宣誓し、市が確認後に宣誓書受領証や宣誓書受領証カードを交付する。法律上の婚姻とは異なり、権利や義務等は発生しない。
宣誓要件は【1】成年であること、【2】二人とも市内に同居、または一人が市内在住でもう一人が3カ月以内に同居予定、【3】婚姻していない、【4】他の相手と同様の宣言をしていない、【5】近親者でない、【6】養子縁組をしていない―のすべてを満たしていること。宣誓することで市営住宅の入居申し込みや災害見舞金の給付などの行政サービスが利用できるようになり、市では3月10日から宣誓日の事前予約を受付けている。
市は中央図書館で行われている図書展「性差と役割」で制度を紹介しているほか、男女共同参画と多様性をまとめた情報紙を自治会内で回覧して周知を図るとしている。
問い合わせは【電話】046・225・2215厚木市市民協働推進課へ。
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