6月12日(日)投開票の愛川町長選挙に新人の小島淳氏(41)=半原=が、無所属で立候補する意向を正式に表明した。5月17日、厚木市役所内の記者クラブで会見が開かれた。正式に立候補を表明したのは現職の小野澤豊町長に次いで2人目。 (5月17日起稿)
会見で小島氏は、今の町政に関して環境問題への取り組みの足りなさを指摘した。「2030年に温室効果ガス排出量を13年比で46%削減を日本は宣言した。子どもたちが安心して暮らせる地球環境を守るために達成しなければならないこと。率先して地球にやさしい町の実現に向け、町で使うエネルギーは100%町の自然エネルギーで賄うために努力をしていきたい」と強調した。
具体的には水源を生かした小規模水力発電所や地形を利用した風力発電所の建設、木質バイオマス発電所の建設で町の新しい地場産業として根付かせ、エネルギーの地産地消と雇用創出を生み出したい考えを示し「環境対策だけではなく、町の将来の仕事の成長につなげたい」と話した。
そのほか、自動車の自動化・電動化を見据えた買い物や通院、通学、通勤など移動手段支援のための新交通網の構築、中学校や保育園を集約し互いの個性を認めあう文化の根付かせなどを掲げた。
小島氏は県立厚木高校、中央大学を卒業。現在、機械工具を中心とした問屋に勤務。妻、子ども3人。
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